〈2007/12/14 登録〉
新潟の老舗《SnowPeak》モノですが、コトこのSporkだけに限っていうと、海外における評判の方が圧倒的に高い!です。単にチタンの先割れ、ってプロダクトなれど、これでググれば海外サイトの絶賛記事が出てくるは出てくるは…
《先割れスプーン(Spork)》は昭和末期、いったんは学校給食の現場等から駆逐されたにもかかわらず、(割り箸への批判の高まりや高齢化の進展などから)今世紀に入って見直されている道具のひとつ。
気がつけば、今またニッポンは『Spork先進国』に立ち戻りつつある?のです(^^; 《Wiki》英語版で「Spork」を引けば、『歴史』の項にいきなり写真付きで掲載されてるのが、この《SnowPeak》のチタン。
他にも、Sporkの変種として《寿がきや》の旧ラーメンフォークの画像も載っています。 もともとナイフとフォークの国じゃないのに、けっこう“先割れ使い”の達人だったのですねー、わたしたちは(笑)
最後に付言。 この「Spork」という語彙は、あくまで「スプーン」と「フォーク」の合成語であり、最終的な見た目として「先割れスプーン」の、”あのカタチ”である必要はないのですね。 同じく北米のキャンプ用品として知名度&人気の高い《ライト・マイファイア》ブランドのSpork(→ 画像右)は、持ち手の両端にスプーンとフォーク。 フォーク部分の片側にはギザ刃も刻まれ、ナイフの用も足すように造られています。
さしもの、いかにもアウトドア感覚の「三徳ツール」的な外観になっていますね。 カラーも豊富な再生プラ仕様になっており、(チタン製より)耐久性に劣る点は、素材のエコ・フレンドリー思想で(消費者イメージを)補おう、という思惑のように見えます。