マイクロダーマル(Microdermal Implants)

〈2010/10/18 登録〉

フル通称名は、《マイクロダーマル・インプラント》

真皮(表皮から深さ約2ミリまでの層)の底、(毛細血管などが通る)皮下組織の上 ─── そこらへんのスキ間に「めねじアンカー」をこじ挟み、その穿孔へ極小粒のジュエリーを挿して楽しむ「肉体改造趣味」のひとつ。

俗にインプラント、というと「切開して埋める(=植える?)イメージ」がありますが、このアンカーは内視鏡手術ばりに「皮膚に小さく入れた切込みから、金属片をクイクイっと突っ込む」って感じ^^;  見た目、「肌に打ったリベット」???とでも申しましょうか。
k1808216108タトゥーやボディーピアスが普及する欧米で、「皮膚組織へ与えるキズや負担が最小限で、除去も容易である」として、愛好者層が(耳ピアス並みに?)拡がる様相を呈しはじめております。

最近は「皮下に埋める」ってば、ペット用のICチップを連想する人もいるでしょう。われわれ人間が出生と同時にIDタグを埋め込まれる・・・なんてSF話にありがちな管理社会はご免蒙りたいですが、自発的に(好きな身体の部位へ)宝飾をネジ込む・・・ってなアリな気がしますねぃ。

ま、耳ピアス並み、もしくはそれ以上の「健康被害リスク」も当然のよーに付いてきますから、装着の施術はキチンと!証明された有資格医さんにお願いする・・・ここんとこは最低限、守っていただきたいとは存じますが。はい~。

【余談ネタ】
 ・類義語 = マイクロダーマブレーション(microdermabrasion)
  直訳すると、「真皮の活性化」。転じて、表皮の角質層を(美容スクラブや特殊な研磨デバイスを用いて)削ぎ落とすこと。

http://www.jaam.or.jp/

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