National サイクロンES412

バブル華やかなりし頃、松下さんのメンズシェーバー部門と言えば松下電器(Panasonic)本体じゃなく、その子会社松下電工(Nationalの領分でした。 ※全社パナソニックにブランド統一される前の話^^; です。

そして松下電工はバブル景気の頂点とされる1991年、当時の世界最高水準とも言える回転刃シェーバー『サイクロン』を世に送り出したのです。『National サイクロン』は、今も残る同社シェーバー『スピンネット』シリーズの上位に位置する高級モデルの呼称。( しかし、その後まもなく開発も生産も途絶え、現在はメーカーを問わず広く“掃除機”の集塵方式に対する呼称としておなじみ…。)

nationalナンといっても特徴は内径40ミリにも達する巨大回転刃!

もちろん、ただデカいんじゃ使いにくいだけ。オリジナル技術で、ブレード部分に先進的な“ダブルトラック&ダブルチルト”構造を採用し、さらに外観(どーでもいいコトですが)において、外周用の外刃はキンキンキンキラ、《金色(こんじき)に輝いて》おったのです。おおぅ、まさにバブリーいっ!www

28ミリ径の内周用外刃部分は(外周用のそれとは)独立したフローティング・チルト機構を持ち、より微妙な肌の凸凹にもデリケートに密着してくれます。現在のフィリップス製シェーバーの多くが小径回転刃を2連~3連装させるサスペンション方式を採るのとは違い、このモデルでは複雑怪奇にも、巨大径の回転刃が内側と外側では別々に出たり引っ込んだりして肌面にフィットさせようとしているのでした。

ま、いずれにせよ巨径化した回転刃単装方式の高級シェーバーは、このES412を最後に(松下製品では)コツ然と!市場から姿を消してしまい、同社は以後、BRAUNなどに代表される往復刃(リニア刃)方式の高級シェーバー開発へと戦略を大きく転換してゆくのであります。

残念・・・・いいシェーバー、だったんだけどなあ。

(発売当時としちゃ)複雑なヘッド機構を採用しながらも頑丈に出来てて、2007年時点でもフツーに毎朝使っていました。さすがに充電池がへタレてたんで、(昔のパワーでがんがん!剃るには)充電コード刺しっ放しのオン・チャージで使わざるを得ませんでしたが、いよいよとなったらバッテリー交換に出そうかな…などと、愛着ゆえに考えたりもしていました。替刃の流通プライスも当然ながらバカ高く、維持費泣かせでしたけどねー。

ともあれ、2008年まで!? 替刃を潤沢に供給し続けてくれていた、旧「松下電工」さんには感謝です。
http://panasonic.jp/shaver/

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